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足袋とは
   

足袋”とは“たび”と読み、和服を着たときに着用するものです。
足を保護、保温するもので、靴下のような履物です。

ですが、本来の意図するところには
“日本人の精神”(スピリッツ)を体現するものです。
茶道、華道、武道に共通する“礼”の心です。
装えば、身も心も引き締まる心地する履物、それが“足袋”です。

指の股を親指と他の4本指に分けて仕立てるのが特徴で、
下駄や草履など鼻緒のある履物を履くための工夫です。また、足袋は直接
目に触れる事になりますので、着物の時に足袋を変えるだけでガラっと印
象を変えることもできます。体に合わせた仕立て方をしない日本の伝統的
衣装文化にあって、体の形に合わせた仕立てをする数少ない衣服です。

足袋はいつからあるのか
  西暦500年以前(奈良時代以前)に中国から装束や他の文化と共に、木靴に履く靴下のような履き
物「襪(しとうず)」が伝来しました。この襪が発展して足袋が生まれたという説があります。語源
は、当時の主素材だった一重の皮から作られた単皮(たんぴ)が変化して、足袋の字を当てたという
説が主流です。1657年に起きた振袖火事(明暦の大火)にて皮が品不足となり高騰したことから、
現在使用している木綿製の足袋が急速に普及し、江戸時代中期以降より足袋の色・形・こはぜ等が
大きく変化していきました。
足袋の各部名称について
   
 
内甲 ・・・・ 親指を入れる側  鎌 ・・・・ 外甲と内甲の合わさる部分
外甲 ・・・・ 親指以外の指四本が入る側   尻 ・・・・ かかとの押さえ部分
・・・・ 足の裏に来る部分        
こはぜ ・・・・ 足袋を履く時、足から脱げないようにとめる為の金具
受け糸 ・・・・ こはぜを引っ掛けて留めるようになっている糸
足袋の構造について
    足袋は靴下と違い、大きく分けると底・甲の部分(表地)があります。親
指を入れる側が内甲、親指以外の指四本が入る側を外甲と言います。
また足袋は一般的に袷(あわせ)仕立てとなっており 裏地がついています。
足袋は、裏地と底・外甲・内甲を合わせて仕立てられており、境目がはっき
りと分かる事が特徴であるともいえます。
 
表地の種類   表地の特徴
白足袋  
・綿100% キャラコ
・綿100% ブロード
・T65/C35 ブロード
・ポリウレタン入 ブロード
・麻 平織り
・絹 羽二重
黒足袋  
・綿100%  朱子
平織で経糸と緯糸の打込本数がほぼ同数のもの
並級130本、上級140本以上 経70×緯70
平織で経糸の半数が経糸
経糸と緯糸との交錯が少ないため
表面がなめらかで光沢がある
経緯合計打込みが200本以上になると
キャラコと表現しているものもある
裏地の種類
    足袋は通常、袷(あわせ)仕立てになっています。袷ということは、表の生地の他に、裏に別の生
地をあわせて仕立てられているという事です。(物によっては裏表同じ生地を使う場合もあります)
足袋の裏地には、晒(さらし)またはネルが使われ、足袋の場合は暖かい時期に晒の足袋を、寒い
時期にはネルの足袋を使用するとよいと言われていますが、個人の好みによって一年中晒裏、ネル
裏を通す方もいらっしゃいます。
底地の種類
   
足の裏にくる部分のことを底と言います。底の部分は甲部分より負担がかかり
破れやすい為、丈夫な織り方がされた生地を使用します。現在一般的に足袋底
には、杉綾織と雲斎織とい生地が用いられていてそれぞれ杉底と雲斎底と名付
け られています。
杉綾織は綾織の一種で、杉の葉のような縞模様であるという事から、この名前
で呼ばれています。また雲斎織も綾織の一種ですが、綾織より太い糸で織られ
ています。杉底は西日本で、雲斎底は東日本で多く使われています。