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新年挨拶&玉造歴史情報
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ文楽足袋をよろしくお願い致します。
お客様が感動できるものづくりをして参ります。
それから福袋をご購入頂きましたお客様、誠にありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ございません。福袋は見事完売でした。
おそらく今年も福袋の販売を行うと思いますので、また一年後のお楽しみに。
昨日は天気が良かったので、玉造駅周辺の撮影してきました。今回は玉造稲荷神社についてご紹介しようと思います。
玉造駅は、下町色が強い文楽足袋の最寄駅で歴史がたくさんあるんです。
この玉造という名の由来は、大昔(約5000年前)に玉造稲荷神社周辺で勾玉を作る職人達が住んでいた事からきているんです。
豊臣時代や徳川時代には、大坂城の守護神として祀られていました。
玉造稲荷神社は、玉造駅から歩いて数分の所にあるんですが、伊勢街道への出発地点としても有名で、たびの玄関口としても知られているんです。
伊勢街道は、玉造稲荷神社で道中の安全を祈願して、三重県伊勢神宮を目指す旅。
この旅がブームとなった江戸時代では、「伊勢に行きたや、伊勢路がみたや せめて一生に一度でも」と歌われ、約170kmある伊勢街道の旅は庶民達の憧れだったんです。
現在は、交通の便が発達して、伊勢までは、ほんのわずかな時間で着いてしまいます。
あえて不便に歩いて、先人が歩んだ道のりを歴史に触れながら、また色んな景色を見ながら、歩いてみるのも良いかもしれませんね。
2013年01月25日
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